VirtualBox上で動かすXubuntuでやっておいたほうがいい設定たち

VirtualBox上で動かすXubuntuでやっておいたほうがいい設定たち



VirtualBox Guest Addonsのインストール

  1. VMを起動後、ホスト側のメニューから Devices > Insert Guest Additions CD Image... を選択

  2. デスクトップにCDがマウントされる

  3. ターミナルでインストールスクリプトを実行

    sudo /media/user/VBox_GAs_6.1.4/VBoxLinuxAdditions.run

  4. ゲストOS再起動

Ctrl+c、Ctrl+vなどのショートカットが使えたり、ホストゲスト間でD&Dができるようになったりします。


必要なパッケージのインストール

apt-get installで入れまくる。


共有フォルダ設定

ホストとゲストでファイルを共有するフォルダを作る

  1. VirtualBoxマネージャーで、該当のゲストVMの設定を開く

  2. 設定画面から共有フォルダを開き、右側の新規フォルダをクリックして以下を入力

    • フォルダーのパス:ホストのフォルダパス(プルダウンでその他を選択してフォルダを選択)
    • フォルダ名:そのまま
    • 自動マウント:チェックを入れる
    • マウントポイント:ゲスト側のマウント先(例:/home/user/xxx)
    • 永続化する:チェックを入れる
  3. ゲスト側で以下を実行

    sudo gpasswd -a user vboxsf


日本語表示、日本語入力周り

キーボードレイアウトの日本語化

メニューの「Settings」から「Keyboard」を選択。

Layoutタブで以下の設定にする。

  • Keyboard modelを「Japanese 106-key」という文字列が含まれたものにする。

    例えば「Sun Type 7 USB(Japanese)/Japanese 106-key」にする。

  • Keyboard layoutのEnglishを選択してEdit、「Japanese」を選択する。


GUIの日本語化

先に、ターミナルで「sudo apt update」しておくと次の手順でエラーが出ない。

メニューの「Settings」から「Language Support」を選択。

「The language support is not installed completely」のポップアップが出たら、「Install」を選択する。

Languageタブで以下の作業を実施。

  1. 「Install / Remove Languages...」ボタンより「Japanese」にチェックを入れてApplyを押す。
  2. 上部のリストLanguage for menus and windowsに「日本語」が追加されたので、日本語を選択。(選択できない場合は一度OSを再起動)


IMEの日本語化

日本語入力周りは、fcitx-mozcが使いやすいらしい。

以下を参考にFcitx & Mozcを設定する。

https://cloud-work.net/linux/fcitx-mozc/


具体的な手順。

  1. fcitx-mozcをインストール

    sudo apt install fcitx-mozc

  2. 左上メニューで「im-config」を入力して実行。

  3. Input Method Configurationの画面が出たらOKをクリック。

  4. 明示的にユーザ設定を選択しますか?でYes。

  5. 「fcitx」を選択してOK。

  6. OS再起動

  7. 左上メニューで「fcitx設定」を入力して実行。

  8. 左下+ボタンで「Mozc」を選択して追加。入力メソッドの設定には、以下の順で2つ登録されている状態にする。

    • キーボード - 日本語
    • Mozc
  9. 画面上部のセパレータバーにあるMozcアイコンをクリック→再起動をする。

  10. Ctrl + Spaceで入力を日英で切り替えられるようになり、日本語入力ができるようになる。


特定ユーザでの自動ログイン

  1. ターミナルで以下を実行

    sudo vi /etc/lightdm/lightdm.conf

  2. 以下の行にユーザ名を追加

    autologin-user=user

  3. OSを再起動